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和田 一彦

和田電気の求める人物像とは

電気工事が好きで、やる気がある人が一番です。

その中でも特に、将来の夢やビジョンをしっかりと持っている人が望ましいですし、成長が早いと思います。
自分は将来このような技術を身に付けたい、このような技術者になりたい、このような仕事がしたいという想いを、一緒に叶えたいと思っています。
また1日の中でも大半の時間を過ごすことになる会社、自分の将来を大きく左右する仕事は、何よりも“自分がその仕事が好きだ!”という気持ちが大切だと考えています。同じ時間、同じ仕事をするなら、“辛い”より“楽しい”の方が良いに決まっていますよね。この話は、若手社員とも良くしています。どうせ、同じ時間を過ごすなら、楽しく過ごそうよ!好きなことをしようよ!と声を掛けています。

お客様からは、社員1人1人が各地のお客様から認められて、指名を受けることが一番望ましい姿です。そのためには、日々の誠実な仕事ぶりが第一ですし、爽やかな挨拶、丁寧な対応等、当たり前のことを大切にし、目に見えない部分でも努力出来る人が良いですね。

若年層の教育体制について

入社して約1ヶ月は、主に総務部で新入社員研修を行います。挨拶や敬語、ビジネスメール等、まず社会人としての基礎力を身に付けてもらいます。ビジネスシーン独特のやり取りは慣れてしまえば、何ということもないのですが、学生時代とは、使う言葉も違うので、初めは電話の取次ぎ一つでも緊張しますよね。

その後は工事部に配属となり、電気工事やCADの基本・応用操作、各種書類の作成等仕事の基礎を教えます。
最近では、外部研修という形で講習会等にも足を運んでもらっています。講習会は、電気工事の直接の技能を身に着けるものもありますし、高所作業車の扱い等の特殊技能を身に着けられるものもあります。また今後の自分の働き方、人生を考えるような機会も設けています。
電気工事士の資格を始め、技術資格は、すべて会社ではなく、本人に与えられるものです。自分のレベルアップ、自分の仕事、技術力のアップのためにも積極的に推進しています。
また、2008年にISOを認証取得し、ISOを活用したお客様への正しい姿勢を大切にしています。

資格取得のサポートについて

弊社では、必須資格として、第一種電気工事士および第二種電気工事士の取得があります。
電気工事の仕事をする上での最低条件なんですね。
電気工事士としてだけでなく、監督・現場代理人として、より大きな現場を担当するには、一級電気工事施工管理技士(監理技術者)の資格が必要です。官庁工事等では必須資格ですし、民間企業であっても、資格を持っているということが、お客様にとっても、協力会社にとっても、信頼に繋がります。

第一種電気工事士の免状を取得するには、筆記及び実技試験に加え、3年間の実務経験を積む必要があります。資格を取得して入社してくる方もいますし、弊社に入社してから取得する方もいます。

入社後に一種を取得された方には、お祝い金授与等の制度もあります。
そのため、積極的に受験する方が多いですし、大体3回目以内には取得しています。
二種は低圧電気工事しか出来ませんが、一種の方は高圧電気工事が出来るようになりますので、資格の有無で仕事の範囲が大きく広がっていきます。
試験前は、朝早めに出社して勉強する等、それぞれ工夫して切磋琢磨しています。
より大きな現場の監督・現場代理人、責任者となり、皆が活躍するよう、応援しています。

和田電気の社風について

会社の入り口を入ってすぐの壁に「和」という文字が刻んであります。私達は、この「和」という文字を大切にしています。
これは和田電気の「和」ではありますが、皆で仲良く、1つのことを同じ方向を向いて仕事をしようという想いが込められています。
実際、社員皆で、その想いを実現してくれているので、常にお互いが助け合って良い仕事が出来る風土が出来上がっています。互いに意見を言い合えるので、チームとしての団結力も強いと思います。
現場に出ると、各人が監督・現場代理人として、会社の代表、つまりは社長の代行と言う立場になります。
しかし、決して孤独ということはなく、現場間でお互いの経験を共有したり、困った時には相談したりと、協力しながら良い仕事をしてくれています。
また自分が監督・現場代理人ということは、仕事の進め方や方法を自分自身で決められるので、自由な雰囲気があります。上手くいったことやお客様にプラスして貢献出来た際には、社内でも共有し、社員皆で喜んでいます。

社員は明るい方が多いですよ。世の中を明るくする仕事ですからね(笑)
平均年齢も同業社の中では、若い方だと思います。
私自身が社員と直接話したり食事に行ったりする機会が好きですし、屋上バーベキューや社内イベントでは、若手と一緒に盛り上がります。もちろんカラオケも一緒に歌います!

また昔、給料を手渡ししていた名残りで賞与だけは、今でも直接手で渡すことを続けており、その時に日々の感謝の気持ちを伝えるようにもしています。

どんな人が伸びていると感じるか

とにかく「やる気がある人」という1点に尽きます。
夢やビジョンをしっかり持って積極的に動ける人が確実に力をつけて成長してきています。
自分から力をつけよう!と行動出来る人は、本当に成長が早いですね。

またその中でも「和の心」のもとで周りを大切に出来る方が、長く活躍し続けています。
勤続年数が長い方だと55年以上勤めた方もいらっしゃいます。
そうした先輩の方々とたくさん話して技術を自分のものに出来ると、凄まじいスピードで成長します!

電気工事について、何も知らなかった新入社員が、実力をつけ、一人で現場を担当する時が来ると、完工の日まで、実は私もドキドキ緊張しています。もちろん、直属の上司には口や態度にこそ出さないのですが、いつ、どんなフォローが必要になっても対応出来るように、お願いしています。
無事に完工し、お客様、協力会社の方からも若手の成長を感じて頂けたときは、本当に嬉しいです。

評価制度について

以前は社長と部長の主観でしたが、今はしっかり個人の目標達成具合を数量・定量的に評価するようになりました。
会社目標、部門目標を達成するために、各自がどんなことで貢献出来るのか、自分はどんな成長をしたいのかを考えます。目標とは、出来れば達成したい事柄ではなく、会社と自分との約束なんだという話をしています。
賞与の際と、昇給・昇格の際とで、年に2回、個人面談を行っています。
基本的には直属の上長が面談を行った上で、部長と役員がその結果をもとに評価会議を行い、決定します。
あまり私の主観は入れずに、現場や周りの評価を主とし、そしてその評価の概要をまとめてフィードバックとして対象社員に伝えています。

仕事だけでなく資格取得に励んでいること等も評価に反映しますし、やる気のある人にとって良い会社であるように環境を整えています。

これから和田電気に入社する方々にひとこと

「電気工事がやりたい!」という強い気持ちがある人と一緒に仕事がしたいです。
苦労するのも、笑うのも、仕事するのも一緒に一生懸命出来る人。
独りよがりにならず、皆で同じ方向を向いて、一緒に走れる人。
そんな方は是非、胸を張って和田電気の門を叩いてほしいと思います。

私を含め、これから来る皆さん1人ひとりに大切な役割があり、和田電気にとって誰1人と欠けてはならない存在なんだという想いをもって働いてほしいです。
「一人一人のレベルアップが会社全体のレベルアップになる!」をテーマに一緒に頑張りましょう!