代表挨拶

昭和35年創業、
全ての社員が電気のプロフェッショナル

代表取締役会長 和田 一彦

和田電気株式会社は、昭和27年に和田電気商会として新宿の百人町で開業し、昭和35年に和田電気株式会社に組織変更し、昭和38年に現在の新宿区山吹町に移転しました。
その後、平成3年に私が2代目の代表取締役社長に就任し、創業58年目を迎える平成30年、代表取締役会長に就任しました。

従業員数は26名。
営業部、工事部、設計部、工務部、総務部の5つの部門があります。
総務部の3名を除くと、全ての社員が電気工事士としての資格と技能を持っています。
つまりは、所属部門を超えて、顧客対応から工事まで、すべてを各自が出来るプロフェッショナル集団です。
1人の人間が2足の草鞋を履き、工事の監督業務と電気工事士としての電気工事が出来ることを大切にしています。
工事が出来ないと監督も出来ないという発想のもとで、どの部署に所属していても、全員が電気工事と監督の両方が出来るように取り組んでいます。

和田電気の仕事

事業は電気工事を主体としており、特に食品業界のお客様とは、長くお取引させて頂いています。
株式会社ヤクルト本社様、雪印メグミルク株式会社様の2社は、古くからのお客様で、
全国各地に展開する各工場の受変電設備、機械動力、照明、製造ライン設備等の電気工事を担当しています。
基本的には1つの工場の電気設備全般を一任頂いております。

創業当時は町の電気屋さんという形で電化製品等を販売する店舗を構えていましたが、お客様のニーズの変化に合わせ、電気工事に裾野を広げ特化するようになりました。
その後、雪印乳業株式会社様の東京工場の改築工事をご依頼頂いたことをきっかけに、
北海道から本州各地へ工場を展開する際には、各地の工場の新築工事をお任せ頂けるようになりました。
私達はお客様1社1社を大切に、深く長く付き合うスタンスで電気工事を続けています。
施工した工場の補修や改修、増築までを自分達で行い、お客様を良く理解出来ている状態は、双方にとってメリットのある状態だと考えています。
例えば見積作成においても、工場の設備を良く知っている私達故に、無駄のないより良い施工提案と、
現地調査をせずに電話一本で迅速にご依頼頂けるメリットがあり、時間を短縮し、さらにコストを抑えることが出来ます。
社内では、「即・速・足」活動を徹底するよう、良く話をしています。
「即・速・足」活動とは、即時対応、速い回答・判断、軽いフットワークをあらゆる場面で実践する企業であり続けることです。
こうしてお客様のニーズを深くお伺い理解し、長年、隅々までご要望に応え続けることで、食品業界に必要な電気工事の知識や経験が身に付き、長いお取引に繋がっていると自負しております。

これからの和田電気が目指す姿

技術は日進月歩に進化していますが、私達電気工事屋のパワー(電力)を送る仕事は、すべての活動の源であるため、これからも必要とされ続けると考えています。
現代の生活に電気は欠かせません。
しかし、その送られたエネルギー、パワーをいかに効率良く使うかは、大きな課題です。
私達にとっても全力で取り組むべき課題となっています。
最近では太陽光発電やLED照明、リチウムイオン蓄電池等に力を入れています。
電気を送るだけでなく、その電気をどう効率良く使うかということが大切だと考えています。
また時代が変わっても、私達のポリシーはお客様に喜んで頂くことが一番に変わりはありません。
「和田電気に頼んで良かった。」「安心して頼める。」そう言って頂けるよう、お客様のご要望には全力で対応いたします。
そしていつの時代も、電気工事のスペシャリストとしての企業・日本に貢献する人財であることを社員全員で実現します。

お客様の工場も、必ずいつかは、老朽化の課題と向き合わなければならないタイミングを迎えます。
その際に設備診断や設備更新のアナウンス等を、どれだけ私達の方から積極的に行えるか。
依頼される姿勢ではなく、常にこちらから発信・提案し、お客様の安全と安心を守り続けられるか。
これらの実現が、今後求められるサービスの形であり、私達が勝負していく新たなスタンスであると考えています。